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琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会

「新着情報・活動報告」

〇 令和2年度「魚のゆりかご水田」研究発表会
 2月27日(土)、「せせらぎの郷須原」が主催して研究会が開催されました。
 県水産振興協会、国立環境研、県立大学、県農村振興課、県農政課から報告があったほか、韓国から京都大学に留学している禹 鉉mさんから、「生物多様性に配慮した水田農業における便益や助成制度への認識に関する考察」と題して、研究結果の報告があり、魚のゆりかご水田の維持と拡大に向け、米のブランド力強化や交流・関係人口の拡大が必要との貴重な提言をいただきました。
 協議会や須原の関係者の出席以外に、企業関係、学識経験者の出席もあり有意義な研究会となりました。
 ※禹さんによると、「韓国では、有機農業の取組は多く進んでいる。しかし生態系を考えた取組はほとんどなく非常に興味深く調査できた。」とのことです。
 写真:県水産振興協会 中新井氏
    国立環境研 西田氏、県立大学 皆川氏
    京都大学 禹(う)氏
  

 

〇「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」幹事会が開催
 2月15日(月)、県内の多様な主体が、「琵琶湖システム」の「世界農業遺産」認定に向けた取組の推進を行うことを目的とした「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の幹事会が開かれ、1月25日に決定した「琵琶湖システム」ロゴマークの積極的な活用について説明。同時に「魚のゆりかご水田米」の新しいパッケージに「琵琶湖システムロゴマーク」を活用し、強く京阪神などに向けPRしていくことなど紹介
         

〇 冬季における小溝(水田内水路)の生物調査を実施
 「豊かな生きものを育む水田」の取組として、2月4日に日野町で冬季における小溝(水田内水路)の生物調査を行いました。
 1月の気温が低かったことから、両生類は多くは見られませんでした。
 シオカラトンボの幼虫、コオイムシ、小型のエビなどを捕獲することができました。
 
 写真: 水田内水路
     調査のようす
     シオカラトンボのヤゴ
     コオイムシ
  

  

〇 BRANCH松井山手で「魚のゆりかご水田米」をPR
 1月30日(土)、京田辺市のBRANCH松井山手で「魚のゆりかご水田」PR活動を行いました。
 ジオラマ展示と同時に「魚のゆりかご水田米」についてアンケート調査を実施し、91名からアンケートの回答を得ました
  

〇 日本農業遺産「琵琶湖システム」ロゴマークが決定!
 全国各地から御応募いただきました480作品の中から「琵琶湖システム」ロゴマークを決定しました!
 環境に配慮した営みなど、琵琶湖との共生への貢献や応援を表すマークとして、琵琶湖の水産物や環境こだわり農産物、琵琶湖の環境保全学習活動やお土産品など、様々なところで御利用いただけます。

 「琵琶湖システム」ロゴマークの利用について、以下のHPにあります利用規程や使用例をご参照ください。(使用時には届け出をお願いいたします。)

#滋賀県 #琵琶湖 #農業遺産 #日本農業遺産 #ロゴ #ロゴマーク
https://www.pref.shiga.lg.jp/biwako-system/news/316488.html
           

〇 湖北地域で端材を利用し、簡単に取り付けられる一筆型魚道を製作
 塩ビ製パイプ(Φ200)の端材を利用し、一人でも簡単に取り付けられる一筆型魚道を製作しました。加工も簡単で費用もそれほどかかりません。(5千円以下)
 滋賀県湖北農業農村振興事務所田園振興課で考案されました。
 興味がある方はお問い合わせください。
  

〇 守山中学校3年生が「魚のゆりかご水田米」を中心とする農業振興策について研究
 県立守山中学校3年生の4名のグループが、「魚のゆりかご水田米」を中心とする農業振興策について研究報告をまとめられました。
 「魚のゆりかご水田米」の認知度が県内で43%と低いため、認知度向上のために施策が必要と指摘されています。
 その解決策として、「ふるさと納税制度の有効活用」、「若い人が参加できるイベントと芸能人等によるPR」などに言及され、優れた提案です。
 協議会でも事業計画がマンネリにならないよう、若い人の意見に耳をかたむけ、新しい発想で進めていく必要があります。
  

〇 湖東地域からの「魚のゆりかご水田」推進状況の報告
 昨年12月23日、彦根市薩摩町で「魚のゆりかご水田説明会」を行いました。薩摩町では、平成30年度から「ゆりかご水路」に取り組んでいます。
 今回の説明会では、「ゆりかご水路」+「一筆魚道」の複合型水田魚道を提案しました。「ゆりかご水路」は排水路内で魚の産卵・繁殖効果が高く、地域の人たちと観察会を行うことが出来ます。
 また「一筆魚道」は、ゆりかご水田を希望する農家が行えるシステムで、これからシステムの良い面を取り入れた「複合型水田魚道」を、今後も地域の人たちに提案していきたいと考えています。
 
  

〇 「魚のゆりかご水田」の子どもたちに向けてのアンケート
 令和2年10月10日に、東山中学校1年生のみなさんに、「田んぼの多面的機能」や「魚のゆりかご水田」についての講義をしました。
 その時にあわせて、アンケートをとって関心がどこにあるのか探りました。
 印象に残った講義として、「琵琶湖周辺では魚が田んぼにやってくる。」ことに、関心の高さがうかがえました。
 また、魚道の取組について、生産者のみなさんが取組み、維持されていることに興味が集まっていました。子ども達にもっと見せる必要があるように思いました。
 地道なPR活動が、県内を含め、京阪神のみなさんの理解を深めると改めて思いました。
  

〇 大津・南部地域での「魚のゆりかご水田」推進を振り返って
 南部地域の野洲市や草津市では、「魚のゆりかご水田」の取組が少しづつ増えてきています。
 令和3年度も引き続き、推進をしていきます。

 写真:野洲市安治での調査のようす
    野洲市須原での観察会(開会式)のようす
  

〇 東近江における豊かな生きものを育む水田
 令和2年度は、6月23日(火)に日野町小野の水田に設置された小溝の生き物調査を行いました。
 小溝には里山と水田を行き来する両生類や水生昆虫等が多く生息していました。
 小溝の役割は湿田の解消だけではなく、里山や水田に生息する生き物の生息空間の役割も果たしています。
 滋賀県東近江農業農村振興事務所田園振興課では、湖辺の魚のゆりかご水田だけではなく里山周辺の水田の豊かな自然環境を維持する機能にも着目してその効果を調査していきます。
  

 

〇 コロナ禍における魚のゆりかご水田活動(高島市)
 令和2年はコロナ禍の混乱の中、様々なイベントが中止や規模縮小を余儀なくされる一方で、田んぼや水路をはじめとする美しい原風景の価値が再認識される年でもありました。立ち上げから20周年を迎えた「魚のゆりかご水田」プロジェクトでは、生きものと農業が共存する空間を次世代に残すべく活動を続けています。高島市内では知内・大沼の2つの地域で取り組みを行っており、今年も引き続き田園の魅力をお届けするため、情報発信を行ってまいります。
  

〇 東京「ここ滋賀」でシェフの皆さまに食材PR!
 先日、東京日本橋の「ここ滋賀(日本橋滋乃味)」で開催された、都内有名料理店のシェフや仲卸事業者の皆さまに滋賀の食材をPRする「食材レセプション(試食会)」 (県・食のブランド推進課主催)で、参加者の皆さまに「日本農業遺産・琵琶湖システム」についてPRしました。
 水や生態系に配慮しながら生産した彩り豊かな野菜の魅力や近江牛に加えて、この季節一番の“琵琶湖のめぐみ”朝獲れヒウオ(アユ)も味わっていただきました。
 参加されたシェフさんからは、「滋賀の食材、初めて知りました!」「食材、使わせていただきます!」とのお声をいただきました。
 「ここ滋賀」では、他にも、「魚のゆりかご水田米」のおにぎりを一週間(〜12月14日)PR販売したり、3階屋上テラスで、ミニパネル展も開催。コロナ禍の中、感染対策を実施しながら、食材PRに取り組んでいます!

 日時:令和2年12月7日(月)〜14日(月)
 会場:東京 「ここ滋賀(日本橋滋乃味)」
 

 

〇 「魚のゆりかご水田米」のブランド化、栽培のあり方に関する研究会を開催!
 国立環境研究所の中西特別研究員から、「1980年代以降のアキアカネの減少の原因と殺虫剤との関係」についての講義、滋賀県農業技術振興センターの担当者から「水稲の耕種的防除」、JAグリーン近江の担当者から「栗見出在家の魚のゆりかご水田の取組」についての報告を受けました。

 日時:令和2年10月29日(木)
 会場:水土里ネット滋賀 研修室
    

〇 近江八幡市立馬淵小学校のみなさんと「魚のゆりかご水田」を学習!
 馬淵小学校のみなさんが、県庁見学に来られたときに、「田んぼの役割」そして、「魚のゆりかご水田」の取組について学習しました。ニゴロブナの遡上の動画は、新鮮な驚きであったようです。

 日時:令和2年10月27日(火)
 会場:滋賀県庁 公館
        

〇 県立守山中学校3年生のみなさんが「魚のゆりかご水田」の研究活動!
 「魚のゆりかご水田」などの持続的な営みと、その重要性をより多くの方に知っていただくための「世界農業遺産」を目指す取組について県立守山中学校のみなさんが取材に来られました。
 生きものにも人にも安全・安心な、持続的な農業・水産業を未来に継承し、さらにその先にある、環境保全と地域活性化の両立を目指すためのプロジェクトとして紹介しました。

 日時:令和2年10月26日(月)
 会場:滋賀県庁 県民サロン
   

〇 オーガニックライフスタイルEXPO2020での、「魚のゆりかご水田プロジェクト」取組紹介!
 東京で開催されたオーガニックエキスポにて、滋賀県の「魚のゆりかご水田プロジェクト」を紹介しました。
 業者のみなさん、また一般参加のみなさんが、非常に珍しい取組であるとの印象をもたれ、首都圏へのPRの第一歩になりました。持続的な農業・水産業を未来に継承し、さらにその先にある、環境保全と地域活性化の両立を目指すためのプロジェクトとして紹介しました。

 日時:令和2年10月15日(木)から17日(土)
 会場:東京都立産業貿易センター
      

〇 甲賀市立甲南中部小学校で「魚のゆりかご水田プロジェクト」出前講座を実施!
 5年生25名のみなさんといっしょに、「魚のゆりかご水田プロジェクト」について学習しました。

 日時:令和2年10月14日(水)
 会場:甲賀市立甲南中部小学校
         

〇 京都市 東山中学校で「魚のゆりかご水田プロジェクト」出前講座を実施!
 「びわ湖の日」にちなみ、毎年、東山中学校で開催されている連続講座で「魚のゆりかご水田プロジェクト」の取組を紹介しました。
 生徒たちの関心は高く、特にニゴロブナの親魚が遡上する動画は驚いたとの感想がありました。
 講義後アンケートでは、「魚のゆりかご水田米」を食べて琵琶湖の環境を支えていく必要があるとする意見が多くありました。

 日時:令和2年10月10日(土)
 会場:京都市 私立東山中学校
                 

〇 コレジオ・サンタナ学園(愛荘町)に「魚のゆりかご水田米」を寄贈!
 令和2年9月24日に知事がコレジオ・サンタナ学園を訪問、近江牛4kgとゆりかご水田米30kg※が寄贈されました。
  ※「魚のゆりかご水田米」は由布前副知事からの寄贈
 セレモニーのあと、「せせらぎの郷須原」の堀さんによる出前講座を行いました。

 日時:令和2年9月24日(木)
 会場:コレジオ・サンタナ学園(愛荘町長野)
    

〇 野洲市須原の「魚のゆりかご水田」で稲刈り体験が実施!
 オーナーさんや一般から30名以上の参加があり、収穫日和のもと、元気に稲刈り、はさがけを体験されました。
 今年は、梅雨明けまでの7月が気温が低く、その後高温になったため徒長し、倒伏したのですが、子どもたちは一生懸命に刈り取りしていました。

 日時:令和2年9月5日(土)
 会場:野洲市須原の「魚のゆりかご水田」取組ほ場
     

〇 令和2年度 琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会総会を開催!
 令和2年度 琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会の総会を、活動組織等や流通組織等の出席を得て、下記内容で開催しました。
開催概要
 T 開催日時 
  令和2年8月3日(月)14:00〜16:30
 U 開催場所
  滋賀県土地改良事業団体連合会 3F大研修室
 V 出席者
  活動組織等、流通組織、企業、学識経験者、県、事務局
 W 開催内容
  1 開会    
  2 あいさつ  会長(京都府立大学 中村准教授)
  3 議事  令和元年度の事業報告、収支決算について
        新役員体制について
        令和2年度の事業計画案、収支予算案について
  4 検討事項等
        ブランド価値の向上を目指した「殺虫殺菌剤を用いない栽培」に向けて
        統一パッケージ袋の作成について
        先進地研修について
        「魚のゆりかご水田米」現地視察ツアーについて
  5 閉会
 議案は全て承認され、今年度も引き続き、活動組織に対する技術指導、あるいは「豊かな生きものを育む水田」で生産される米の生産拡大および販路確保・拡大に向けた県内外への情報発信等を行っていきます。    

〇 野洲市須原で「魚のゆりかご水田」の魚道設置!
 須原魚のゆりかご水田協議会のみなさんと関係機関職員等が参加、午前9時に作業がはじまり、午前11時ごろに終了しました。
 新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、地域の皆さんのみの参加でマスクをつけた作業となっています。

 日時:令和2年4月27日(月)
 会場:野洲市須原の「魚のゆりかご水田」取組ほ場、排水路
  

〇「魚のゆりかご水田」予定の排水路を遡上(そじょう)する在来魚!
 4月14日長浜市早崎町「魚のゆりかご水田」予定の排水路に在来魚が遡上(そじょう)しました。
 前日の大雨に誘われ、びわ湖から産卵のため登ってきました。
 田んぼに水がないのでそのまま大きな水路に帰っていきました。
 このように、鯉・フナの遡上は大雨がその合図で、春先の大雨翌日は遡上がみられます。

 日時:令和2年4月14日(火)
 会場:長浜市早崎町の「魚のゆりかご水田」取組予定の排水路
   

〇 田んぼからの漏水防止のため、「畦塗機(あぜぬりき)」による畔塗り!
 魚のゆりかご水田に取り組む長浜市早崎町では、 田んぼの水漏れを防ぐために「畦塗機(あぜぬりき)」を農業組合で導入しました。
 3月20日に「魚のゆりかご水田」を予定している田んぼで試運転が行われました。
 田んぼの畔(あぜ)を固めて、田んぼで魚が元気に育つように水漏れを防ぐとともに、びわ湖への濁水流出も防ぐ効果があります。
 ※農村まるごと保全取組の活動組織「早崎農地水環境守ろう会」からの情報提供

 日時:令和2年3月20日(金)
 会場:長浜市早崎町の「魚のゆりかご水田」取組予定の ほ場
    

〇「野洲のおっさんおにぎり食堂」において「魚のゆりかご水田米」を使用!
 2月中頃から「野洲のおっさんおにぎり食堂」において、「魚のゆりかご水田米」が使用されることになりました。
 これに先立ち、「知ったかぶりカイツブリにゅーす」の収録として、生産者の「須原魚のゆりかご水田協議会」会長の堀さんとコアラGとの対談が行われました。

 日時:令和2年2月26日(水)
 会場:野洲市 野洲のおっさんおにぎり食堂
         

〇 近江八幡市小田町で「魚のゆりかご水田」の魚道設置!
 農村まるごと保全の取組活動組織「小田町の農地と環境を守る会」では、活動の一環として魚道の設置が行われました。
 近江八幡市小田町は、水茎干拓の承水溝から毎年魚が遡上してくる地域なので、「魚のゆりかご水田を一度やってみよう」ということで、集落がまとまり実施されることになりました。
 集落の方9名と、関係機関の職員で集落内の2か所のほ場の排水路に一筆型魚道が設置されました。
 地域のお子さん方と一緒に魚が遡上する姿を見るのを楽しみにされていました。

 日時:令和2年2月23日(日)
 会場:近江八幡市小田町の「魚のゆりかご水田」取組予定の排水路
                 

〇 琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会の会員さんと知事との対話が実施!
  2月22日(土)県庁において、琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会の会員さんと知事との対話が実施されました。
 魚のゆりかご水田のさらなる取り組みや魚のゆりかご水田米の魅力発信の方法や課題について意見交換がなされました。
 「魚のゆりかご水田米」を使ったスイーツを食べながらの会で、和やかな雰囲気でした。

 日時:令和2年2月22日(土)
 会場:滋賀県庁 会議室
                  


お問い合わせ 滋賀県農政水産部農村振興課 地域資源活用推進室  TEL 077-528-3962

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